
| 日本語版への序文 私は、小嶋一敏博士が翻訳して下さった本書の日本語版へ、こうして序文を書くことができるのを非常にうれしく思います。本書が発行されて7年たつ間に、
世界中いたる所で学生諸君や研究者たちが、縦断データのとりまとめならびに分析に関する問題を処理することを学ぶ姿が見られるようになりました。 日本語版の発行によって、さらに多くの人たちに、利用できるテクニックを身につけていただけることを望んでいます。
1986年5月ロンドン Harvey Goldstein
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論文は、自分自身が行った歯科治療(歯内療法)の結果を、2〜3年にわたって追跡調査し、多変量解析による統計分析を行ったもので、当時としては世界でも3人しか論文を発表していない。 いずれも、私個人の単独名(単著)だが、主任教授(故・永澤恒)との連名で、米国歯内療法学会で、2度(ロサンゼルス、フロリダ)にわたって口頭発表している。
翻訳書は、論文作成時に九州大学大型計算機センターでデータの統計解析を行っていたとき参考にしていたテキストで、縦断研究データの統計分析を詳しく解説している。日本にはまだこのような本がなかったので、翻訳・紹介したものである。
現時点(平成28年5月)では、論文は多少難しいせいかあまり引用されていないが、翻訳書の方は全国の大学図書館や国公立図書館に収納されている。 博士論文、翻訳書はいずれも国立国会図書館に収められていて、検索すると出てくる。また、国立情報学研究所のデータベースにも取り入れられている。